東京2020五輪・パラリンピック組織委員会は、大会公式マスコットの最終候補の3作品を公表しました。12月から全国の小学生のクラス単位による投票を開始し、最多得票の作品がマスコットとして来年2月28日に発表されます。名前は専門家が決め、来年7~8月に発表されるそうです。
ではなぜ、小学生の投票により大会マスコットが決定されるのでしょうか?
審査会のメンバーである夏野剛氏は、「マスコットに関しては、子供がメインターゲットということが、選考検討会議のガイドラインに設けられています。子供の意見をどのように聞くのか、方法論がいくつも出てきた中、当事者にあたる小学生にクラス単位で、投票してもらうことになりました。クラスごとの投票にしたのは、公募作品について、多くのことをみんなでディスカッションしてもらいたかったんです。議論し、出た意見について話し合い、合意形成をしていくという過程を体験するというのは、2020年東京大会でしかできないこと。『自分たちで決めたマスコット』その経験は、一生心に残ります。」と話した。
プログラミング教室も、プログラミングを覚えるというプロセスを通
子供達がどのマスコットに決めるのか、結果を楽しみに待ちたいですね。
スポーツメディア ギャザー : SPORTS JAPAN GATHER
大会マスコットの応募要項発表会には、組織委員会の森喜朗会長(前列右から2番目)、審査会座長の宮田良平氏(前列中央)、審査会メンバーの中川翔子(前列左端)らが参加 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は、2017年5月22日、大会の公式マスコットキャラクターのデザイン応募要項を発表した。 …