2020年東京五輪・パラリンピックの大会マスコット発表が行われ、日本伝統の市松模様が特徴の近未来的なキャラクター「ア」案に決まりました。「ア」案は、大会エンブレムでも採用された日本伝統の市松模様と桜の花びらが特徴の近未来的なデザインで、投票した小学生から53%の支持を得ました。
「今回の選考方法は画期的で『子供も五輪の主役』というメッセージを明確に打ち出した歴史的なもの。学級ごとに討論し1票を投票する方法はアクティブ・ラーニング(主体的・協働的な学び)につながる」と教育評論家の尾木直樹氏は語っています。
最近よく耳にする、アクティブ・ラーニングとは?
アクティブラーニングとは、学習者である生徒が受動的となってしまう授業を行うのではなく、能動的に学ぶことができるような授業を行う学習方法です。具体的には、教師による一方的な指導ではなく、生徒による体験学習や教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワークを中心とするような授業のことを指します。
これからの子供達は、自分で創造していくことが必要とされる時代で、知識・技能を身につけさせると同時に、思考力・判断力・表現力と学びに向かう力、人間性等を総合的に育む必要があるとされています。
アクティブ・ラーニングは、今後より注目されていく事になるでしょう。
ミライエのスタッフは今以上にアクティブ・ラーニングを、積極的に取り入れていけるように話し合っています。
東京五輪マスコット決定!小学生10万学級が選んだ近未来キャラは谷口亮氏作品
2020年東京五輪・パラリンピックの大会マスコット発表が28日、東京都品川区立の小中一貫校、豊葉の杜学園で行われ、日本伝統の市松模様が特徴の近未来的なキャラクター「ア」案に決まった。3つの最終候補から五輪史上初めて小学生たちによる投票で決定した。採用作品のキャラクターデザイナー、谷口亮さん(43)は「大好きな奥さんに早く知らせたい」と喜びを語った。