2020年から小学校でプログラミング教育が必修になりますが、そもそも日本の子どもたちはパソコンを持っていないのではないか?というところがあります。
子どもたち以前に一般社会に普及していないような状態で、確かに「スマートフォンがあるから大丈夫」と言っている人を多く見かけるな~という気がします。
しかし、どうやら先進諸外国ではスマホに加えてパソコンやタブレットも所持しているようです。
プログラミングやIT教育は抽象度が高いので、考え方を工夫することがうまい学習につながります。
パソコンやタブレットの操作に慣れることは抽象思考につながるので、ハードウェアに慣れ親しむのはとても重要なことです。
日本はそのパソコン・タブレットの普及率が低いため、これがプログラミング教育の障害になるかも・・・とのこと。
OECD(経済協力開発機構)の国際成人力調査によると、16~24歳の若者が職場や家庭などでパソコンを利用する頻度はOECD加盟国中最低水準だったそうです。
また、学習到達度調査においても『学校や家庭でコンピュータを使える』と答えた生徒の割合は、なんとほとんどの質問項目において47ヵ国中40位以下だったということで、思わず「そんなに!?」と驚いてしまいました。
パソコン販売台数から推定した日本のパソコン保有率はアメリカのだいたい半分です。
成人がパソコンを使わないのであれば、子どもがパソコンを触れない環境なのも仕方ないことといえます。
プログラミング必修化によってITに興味を持つ子どもが増えたとしても、パソコンに触れる機会がないとその興味を継続的に発展させるのは難しいです。
日本はあらゆる分野で予算不足で、教育現場は特にその傾向が顕著です。
しかし小中学生全員にパソコンを行きわたらせるための予算は、実現できないわけではないとのこと。
今の子どもたちが成長し次世代を担っていくと考えれば、1台およそ5万円は『安い買い物』といえそうです。
ミライエのプログラミング教室ではパソコンをレンタルすると使用料金がかかりますが、実はそれも『子どもが1人1台パソコン・タブレットを持てる時代に繋げるため』だったりします。
そう、借りるより買った方が断然お得なのです!
ミライエではプロの目から見た同性能でお買い得なパソコンのアドバイスも行なっています。
子どもたちが学校でipadやパソコンを片手に勉強をする未来を当たり前に想像できる、そういった社会の仕組みが今後出来上がっていくといいなあと感じます。
パソコン普及率が低すぎる日本の憂鬱な未来 プログラミングを教える前に子供にパソコンを与えよ | JBpress(日本ビジネスプレス)
プログラミングという科目があるわけではない 文部科学省は2019年3月26日、全国の小学校で2020年度から使われる教科書の検定結果を公表した。算数や理科の教科書には必修となるプログラミングが盛り込まれている。 ここ数年、IT教育の強化が強く叫ばれており、政府の産業競争力会議は、2016年の成長戦略にプログラミング教育の実施を盛り込んだ。今回の必修化はこうした流れを受けたものである。 …